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50代独女仕事辞めて移住しちゃったblog

北方民族博物館

移住して来て初めての流氷の時期を迎えましていつ見えるのかなと思ってオホーツク海を見ましたらあれ?白く見えるのは?もしや?

 

流氷だーーーーーー!!手前の白いのは雪ですが海の向こうに見えるのは流氷!!

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海の向こう側は世界遺産知床なので(今日は知床連山が見えません)知床には既に接岸しているし今日のニュースでは北浜(映画「網走番外地」で高倉健が網走に降りた駅の所)にも接岸してるとの事だったので、もしかしたら明日私の住むこの海にも来るかもしれないとワクワクしているんですが、残念な事に明日から一週間北見市へホテル住まいする事になりました(冬の通学がもう疲れたのです・・・(T_T))

って事は接岸の日には見れなくて帰って来たら流氷の海になっている可能性がありますね流氷は動くので帰って来た時にどこにあるのかそれも楽しみかな♪

 

 

北方民族博物館にて映像会

本日「北海道北方民族博物館」にて「AIで色づけされた思い出の網走オホーツク」と言う東京農業大学講師の方の説明で映像会なるものに参加してきました

昔の市街地やオホーツク海の写真を白黒からカラーに色付けすると死んでる様な動かないイメージが躍動的になりそこから対話が生まれやすいとの解説にて

例えば有名なアインシュタイン白黒だと威厳がある人物に見えているけれどカラーにするとただの「隣のおっちゃん」って感覚になり親しみやすい写真になるよ

昔の人の着物も色を付けるだけで華やかだし「この着物はもっとこんな色じゃない?」とか会話が生まれてくるよ

写真を色付けする事で会話が出来るって事は色んな場所でコミュニケーションツールとしても使えそうですよね

昔は手作業にて色付けしていたらしく時間もかかったそうだ。そこからカラーフィルムが出来、最近でパソコンで簡単に色付けしてくれる自動色付アプリがあって(まだ2社しかないらしい)写真を添付してスイッチ押すだけで色付けされるらしいからやってみてとの事だ ただ色彩の再現は必ずしもオリジナルに忠実ではなくセピア調になりやすいとの事ですが自宅の白黒写真を試してみて下さいって事でしたね 解り易くて昔の市街が見れた事も楽しかったし良いお勉強会でした 

ほんとお金と暇があれば「大学」に行ってお勉強したいな~( *´艸`)

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北方民族博物館 展示室

本日イベント参加の為展示室無料です。大人550円 65歳以上は無料ですね

ここも「友の会」に入会したので4月から1年間無料で入り放題です( ´艸`)

年会費3000円

この博物館は沢山の参加型のイベントがあるので楽しみな博物館なのと展示物がやっぱり何度見ても飽きないな~北方民族の生活出土品や持ち込んできた物等が展示されています。オホーツク文化が北方系から来た文化なのでやはりここは北方民族のお勉強からしないとお話しになりませんが沢山有りすぎてどこから勉強して良いのやら

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本日展示物の中で一番気になった「骨髄とりだし具」

イヌイト(エスキモー)が使用していた物でトナカイを食する時に肉は煮たり乾燥肉や燻製にしたりして食べ、血はそのまま飲んだり調味料として使い中でも骨の中にある骨髄は栄養価が高くこの道具を使って取り出して食していた様ですね 

(なんか耳かきみたいな道具ですね・・・耳かきみたいにして耳垢じゃなくて骨髄を食べていたんですね どんなんだろう骨髄・・メフンみたいな感じかな)

 

イヌイト(エスキモー)?

 

エスキモーとは単一の民族ではなく、大きくはアラスカ北部以東に住むイヌイット (Inuit) 系民族(東部集団)とアラスカ中部以西のユピク (Yupik) 系民族(西部集団)に分けられる。なおグリーンランドに住むのは学術的にはイヌイットであるが、現地ではカラーリットと呼ばれている。

呼称

一般に「エスキモー」または「イヌイット」という呼称がよく用いられる。だが、これらの呼称は、現地語の本来の意味とは全く異なった解釈から差別用語若しくは置換え語として使われることも少なくないため、語源俗解の例に挙げられている。各呼称の問題点は、後述の通りである。

「エスキモー」呼称の問題
「エスキモー」という言葉は、アラスカエスキモーと居住域が隣接していた亜極北のアルゴンキン系インディアンの言葉で「かんじきの網を編む」という意味である。これが、東カナダに住むクリー族の言葉で「生肉を食べる者」を意味する語と誤って解釈されたことから、「エスキモー」という呼称はある時期においてしばしば侮蔑的に使用された。これには、生肉を食べる行為を野蛮であるとみなす人々の偏見などが背景にある。 しかし、シベリアとアラスカにおいては「エスキモー」は公的な用語として使われており、使用を避けるべき差別用語とはされていない。また、本人達が「エスキモー」と自称している場合は置き換えないマスコミも多い 

「イヌイット」呼称の問題

カナダでは1970年代ごろから「エスキモー」を差別用語と位置付け、彼ら自身の言葉で「人々」を意味する「イヌイット」が代わりに使用されている。現在では「イヌイット」という呼称は、本来「人々」を意味する言葉ではなかったとされている。先住民運動の高まりの中で、これまで他者から「エスキモー」と呼ばれてきた集団が自らを指す呼称が必要となり、「イヌイット」という言葉を採用したためである


「イヌイット」は、本来北方民族のうち最大数を占めているカナダのバフィン島やグリーンランド方面に住む集団(東部集団)についての呼称である。イヌイット以外の集団への呼称について、正確を期す場合には、アラスカエスキモーは「イヌピアト」(Inupiat)、シベリアやセントローレンス島に住む集団は「ユピク」(Yupik) と呼ぶ。このため、北方民族の総称としての「エスキモー」を単純に「イヌイット」に置き換えると、置き換えの結果としての「イヌイット」なのか、原意の「イヌイット」なのか区別できなくなる。
またそれ以前に、シベリアやアラスカのイヌピアト(アラスカエスキモー)やユピクを、別の語族集団の呼称である「イヌイット」の名で呼ぶことは明らかな間違いである合衆国の団体「Expansionist Party of the United States」は、その公式サイトで、「エスキモー」の呼称について、「アラスカとシベリアで唯一の正しい用語である」としており、「エスキモーはその名をまったく恥じていない。エスキモーでない者たちは、犯罪を意図するわけでもないのなら、いたずらに非英語の婉曲表現で彼らを威嚇すべきではない」としている

 

食生活
伝統的なエスキモーでは、食生活は狩猟によって得た生肉が中心であった。獲物は漁を中心とするエスキモーはアザラシ・クジラ等、また陸での猟をするエスキモーはカリブー(トナカイ)などである。生肉の他は、ツンドラの原野に自生するコケモモの実などを食することもある。ただし、気候上農業は不適なので穀類を食べることはなかった。旧石器時代食を古くからの食文化としている。
アメリカのエスキモーについては、現在アメリカの食文化が流入しており、伝統的な食文化が失われつつある。この結果、伝統的な食事(生肉)や料理法(加熱をあまりしない)からは得られていたビタミン類などの栄養成分が不足してしまうなどの問題が起きている(太陽光線の弱い北極圏では、北欧に住むコーカソイドのように肌のメラニン色素が薄い人種は太陽光線を多く皮下に取り込みビタミンDなどを体内で作り出していた。しかしながら、モンゴロイドであるエスキモーは色素が濃く太陽光線の皮下取り込み量が不足してしまう。そのためにも狩猟した動物の生肉や内臓を食べる必要性があった)。 現在は医師や栄養士のアドバイスにより不足するビタミン類をサプリメントから得ている。
グリーンランドのエスキモーには海鳥の発酵物キビヤックを食する習慣がある。乳酸菌による発酵で微量のビタミンCが生成される。極寒の土地であり酒を含む発酵食品はエスキモーには存在しないというかつて存在した定説は間違っていることが明らかになっている。
シロクマやハスキー犬など極地に住む動物の肝臓には、温暖な地域の動物に比べて非常に多くのビタミンAが含まれており、一般的な人間が食べるとビタミンA過剰症を引き起こし、最悪の場合死亡する場合がある。一方、極地での食生活に順応しているイヌイットの身体には高濃度のビタミンAを代謝する能力がある
伝統的な生活を営む者もいるが、地球温暖化が進んだ現在では、氷上を移動すると氷が割れる恐れがあるため、猟師たちはアザラシやシロイルカなどから、内陸部のカリブーに狙いを変えるようになった。こうして、現在のエスキモー社会は、海岸から離れて暮らすようになっている 

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